『パタリロ！』はミステリマンガである 第０回　まえがき

　『パタリロ！』は少女漫画史上最長連載記録漫画である。
　『パタリロ！』はストーリー漫画である。
　『パタリロ！』は長編漫画である。
　『パタリロ！』は短編漫画である。
　『パタリロ！』は四コマ漫画である。
　『パタリロ！』はギャグ漫画である。
　『パタリロ！』はホラー漫画である。
　『パタリロ！』は冒険漫画である。
　『パタリロ！』はサスペンス漫画である。
　『パタリロ！』はハードボイルド漫画である。
　『パタリロ！』はファンタジー漫画である。
　『パタリロ！』はＳＦ漫画である。
　『パタリロ！』はヒューマン漫画である。
　『パタリロ！』はユーモア漫画である。
　『パタリロ！』は浪漫漫画である。
　『パタリロ！』は蘊蓄漫画である。


　そして『パタリロ！』は……ミステリ漫画である。


　そんな『パタリロ！』がどれだけミステリ度が高いのか、それを検証するのがこのコーナーの主旨である。
　といっても、筆者がいい加減であるために、どこまで実証できるか、非常に非常に疑問であるのだが、そこはあえて無視してやってみようという、実にいい加減で、実に無責任なコーナーである。しかし、筆者はとーーーーっても漫画好きなため、他のコーナーや謎宮会の連載をほっといても、こちらに取りかかるのではないかと、今から危惧している。しかし、筆者はとても飽きっぽいということを付け加えておこう。

　さて、一応、『パタリロ！』の登場人物を紹介したい。それは別枠の登場人物紹介欄を見て欲しい。多分この欄は随時書き足すことになると思うので、時々チェックしていただきたい。なお、レイアウト等は、全て管理人にお願いすることにする。このあたりからして、筆者がとってもいい加減なことが分かるであろう。
　また、タマネギ部隊に関しては、１号から××号まで全員のリストを作る予定である。すでに400人以上となるタマネギだが、実際には何人いるのか？　作者すら把握していないタマネギ部隊も追ってみることにする。


【参考文献】
　パタリロ!　1〜25巻　白泉社文庫　　　　　　　　（以後、文庫○巻と略す）
　パタリロ!　1〜70巻　白泉社　花とゆめコミックス（以後、単行本○巻と略す）