5月24日 松山例会 報告 今里浩紀

 午後6時半にJR松山駅前ブックオフに集合。メンバーは歌遊さん、MAZDAさん、葉さんとぼくの四人。MAZDAさんは今朝の五時まで飲んで、一時間しか寝ないで仕事にいったらしく、相当疲れている様子。しかも、車で街に出ようとか言い出す。さすがに一時間しか寝ていない運転手の車に乗るのは、刃物で傷をつけたロープでやる万事―より怖いので、さっさと駅前の飲み屋に歩き出す。ところが、ここで誤算が。四人だし、どこでも入れるだろうと思っていたのだが、椅子席がない。ぼくはフットサルの怪我で両足首&両膝の関節炎を起こしていて、リハビリ中のため、足に負担はかけられない。というか、一週間前まで立つことさえつらかったのに、座敷で座るのは絶対に無理。というわけで、目に付いたしもた屋風の居酒屋にはいる。こういう目に付いた安酒屋に飛び込むのは得意中の得意なので、遠慮はしない。というわけで、河岸も決まったし、ミステリの話を。
 課題図書はディクスン・カー「ユダの窓」、有栖川有栖「マレー鉄道の謎」だったはずなのに、いきなり「今年上半期のナンバー1は?」とか言い出す。強引に話を戻しても、「面白かったけど、語ることはないし」。……。というわけで、内容についてはおざなりに触れただけで、あっという間に課題図書の話題はかなたにと飛んでいく。しかも、○○は面白いとか、××はつまらないとかいっているのに、内容についてはまったく触れない。だから、どういう根拠で面白いのか、つまらないのかさっぱりわからない。読んでいるのは確かだろうけど、単なる悪口合戦になっているような樹がするのは気のせいか? 課題図書をせっかく決めたのだから、せめて、この部分がこうならもっとよかったとか、この部分があるために、作品が駄目になっているとか、そういう話をしよう。
 次回の課題図書は倉知淳「壷中の天国」高木彬光「人形はなぜ殺される」の二冊。みなさん、がんばって次回は内容の話をしましょう。

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