二隻の舟

おまえとわたしは たとえば二隻の舟
暗い海を渡ってゆくひとつひとつの舟
互いの姿は波に隔てられても
同じ歌を歌いながらゆく二隻の舟

敢えなくわたしが波に砕ける日には
どこかでお前の舟がかすかにきしむだろう
それだけのことでわたしは海をゆけるよ
たとえ舫い綱は切れて嵐に飲まれても

わたしたちは二隻の舟 ひとつづつの そしてひとつの

みなさんこんにちは。
橘右近(本名 桜葉あかり)です。
とある推理倶楽部の会員で,毎月の企画原稿にひいひい言ってます。
今日結婚式だってのに〆切はあるんだよね。
新婚旅行はどうするかって?
行かないからいいんです。
ぷりん(仔猫。いま生後3ヶ月ぐらいかな? 笙悟が拾ってきた)もいるし。

さて本題,今月のお題は「数字にまつわるミステリ」
なんだってメイクされながらこんなこと考えてるのかしら,あたし。
うれしはずかしの結婚式だよ。
今から神様の前で白無垢来て永遠の愛を誓うんだよ。
緊張感ないわ,あたし。

どうやらそれはあたしだけじゃないみたい。
手の届くところに置いといたケイタイがぴろりんと鳴ってメールの着信を知らせる。
この着信音は笙悟からだね。
笙悟ってのはあたしの結婚相手。
職場の同僚で同じ推理倶楽部に入ってていつのまにか同棲してて,気がついたら今日の日を迎えてたその相手。
あたしはメイクさんにことわってケータイメールをチェックした。
タイトルは「最後の問題」
本文を見ると数字がたくさん。


「331033335533399929」

なに,これは?
暇なのか,あいつは?
そりゃそうだろうな〜。
メイクがあるわけじゃなし,羽織袴は打掛に比べて着付けも早かろう。
ふ〜ん,これを解けって?
お式の前に?
なめとんか,あいつは。

ノーヒントは少々厳しいかと思いますので,ちょっとだけヒントを。
携帯電話を持ってないと難しいかな?

 

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