思い出って、何故かすごく大切で、持っているだけで幸せなもののような気がする。楽しかった時間、懐かしい日々・・・何か嫌なこと、苦しいことがあったときでも、振り返ると楽しくなれる。そんな大事な光景を心の中に抱いている人がうらやましいな、と思う。実際は、そこまで光り輝いてはいないんだろうけど。でも小説に出てくる人って、そんな思い出を大事にしてたりするよね。ミステリの場合、そのせいで殺されちゃったりもするけど。
　♪〜夏が来れば思い出す〜♪そんな歌がある。今回「企画考えてね」とメールがきて、思いついたままに書いたのが「思い出のミステリ」。発想の源は、この 歌「夏の思い出」。「夏にちなんでるし、ま、いっかぁ」と実に安易に送ったら、やはり「夏だし」という理由で８月のお題に決まってしまったという・・・そういえばこの歌、小さい頃夏になるとよく歌ってたなぁ。熱出して私だけ尾瀬に連れてってもらえなかったから（笑）。 　それはともかくとして、皆の「思い出」覗いてみないとね。

ｗｏｒｄｓ　by　上州屋

エセ亭主関白

夏がくれば思い出す　思い出のミステリ

上州屋

夏がくれば思い出す　思い出のミステリ