10月企画原稿
           ご飯がおいしい季節になりました。食べ物にまつわるミステリ

 香川に住んで早や4年、しかし未だに香川人の不可思議な生態(?)には驚かされます。先日も、仕事先の知り合いが「あそこの夫婦、別れたんやって?」「そう、今別々にやっとるで」と話してたので、この”夫婦”はてっきり同じ職場か仕事で付き合いのある人、あるいは近所の人だと思ってたんです。ところが話をよく聞くと、この夫婦、話し手の家と30キロばかり離れたところに住んでいて、親戚でも仕事で縁のある人でもない。香川の人が、人んちの事情に異様に詳しいことにびっくりしました。
 その後、別れたと知っていた理由を聞いてひとまず納得。タネを明かすと実に香川らしい事情でこの夫婦、うどん屋だったんです。夫婦一緒にやってたのが、最近になって奥さんが別の場所にうどん屋を出した。その理由が噂になり、うどん好きの知り合いの耳に入った、と。 けど一度は納得したものの、普通30キロも離れたうどん屋の噂がごく普通に日常会話で成立するもんなんでしょうか?香川人のうどんの世界はホントにディープです。
 そんなわけで、今回のお題は食べもの。何しろ一時は”食べ歩き分科会”の別名を持っていた(今も?)四国分科会、きっと美味しいものを紹介してくれる・・・八ズです。

 ちなみにこの話、あくまで噂ですので真偽の程は謎です。一説には、奥さんじゃなくて弟子が別の店出した、って話も聞いたし。

words by 上州屋

かいたひと たいとる
上州屋 ミステリな食事
MAZDA 食べ物に関するミステリ

 

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